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【小説シリーズ】陪審喚問の時(The Grand Jury)

5/13/2019

 
本記事は、本ブログ作成前(2000年代)にMSLGのメンバーが執筆した小説です。現時点の法律や制度を前提にしたものではありませんので、ご留意下さい。
毎週概ね月曜日に、20回に分けて配信します。今回は第16回目です。

=====================



第16章 判例リサーチ (Case Research)
 
昨日は真理子さんとのデートで帰ってくるのが非常に遅くなりましたが、朝はばっちり目がさめました。
「先生、昨日は午前様でしたね。真理子さんも午前様ですか。」
「あ、真治君おはようございます。」
「なんか、いいことでもあったんですか。」
「秘密です。」
「今度紹介してくださいね、 どんな人だろう、ふふふ。」
「今日は土曜日だけど、真治君は何かするのかい?」
「いや、別に何もありません。」
「そうか。僕はちょっと真治君の申立ての審理が来週の水曜日だから、申立てを補強する書面でも作ってしまおうかと思っているんだけどね。」
「ありがとうございます。でも先生もたまには息抜きしないと。本当に、朝から晩まで駆けずり回ってるじゃないですか。」
「そのうち、ぜんまいが止まっちゃったりしてね。」
「嫌ですよ、何言ってるんですか。」
私たちは簡単にパンを食べて朝食とし、その後、真治君はテレビでスポーツの中継を見ているようでした。私は寝室でトドのようにゴロゴロと寝っ転がりながら、ノートに申立てのポイントを考えつつペンを走らせていきます。でも、寝ながら書いているとなんとなくうとうとしてきてしまうので、気休めですが、寝返りを打って体の血行を良くしながら考え事をしていました。
まず、パームの内容を見る限りでは、FBIは真治君を人身御供にして捜査のきっかけを掴もうとしていることがまさに明白ですよね。その点を強調して、またパームの内容も強調して筆を進めていきます。もうすでに頭の中では主張を考えてあってポイントをまとめるだけにしていたので、1時間ほど集中するとほとんど書きあがりました。そのとき、電話が鳴りました。真治君が応えているようです。真治君はバタバタと私の寝室に入ってきました。
「先生、電話です。」
「はぁ?」
私はちょっと眠たげな声を出してしまいました。
「誰から?」
「あの真理子さんです、真理子さん。」
「はいっ。」
しゃきっと目が冴えてしまった私はベッドから飛び降りると、真治君から受話器を受け取ります。
「淳平さん?」
「はいっ。」
私はちょっとデレデレしてしまいました。淳平さんですって。
「淳平さん、昨日はありがとう。すごくおいしかったし、楽しかったし、久しぶりにゆっくりできたわ。」
「そうですね、私も楽しかったです。」
真治君は片一方の眉毛をあげながら、私をじっと見ています。私はその視線に気がつくと「しっしっ」と言って手を振り、あっちに行けという合図をしました。それでも真治君はそこに立っています。しつこい奴ですね。しょうがないので私はうしろむきになり、受話器を持ち替えて話を続けます。
「え、今日はどうしたんですか。真理子さん。」
「えー、私、明日から一泊でフライトになっちゃうから、今日しか会えないじゃない?だから、ちょっと淳平さんに会いたいなと思って。」
「あ、嬉しいですぅ。私も真理子さんのことを考えていたんですよ。」
ちらっとうしろを見ると真治君がまだ立っています。こんなにしつこい男だとは知りませんでした。
「あの、私、久々に料理でもしようかと思ってるんですけど、淳平さんは和食、好きですか。」
「あ、もう、大好きでございます。」
「そうしたら、材料を買って、そっちに遊びに行っちゃおうかな。」
「どうぞ、どうぞ。来てください。」
振り向くと真治君がまだ立っています。
「それじゃぁ、1時間くらいで用意して出るから、そっちには昼頃に行くわね。」
「待ってまぁす。」
私は電話を切りました。真治君が電話を切った私の顔を見るなり
「やったじゃないですか、先生。」
と自分も嬉しそうに言いました。
「な、な、な、なんだよ。」
「え?真理子さん、なんですって?」
「いや、なんか真理子さんがご飯作ってくれるって言うんだけど、真治君はどうする?」
「あー、僕、お邪魔になっちゃうなぁ。」
「あ、でも会っておいた方がいいんじゃない?一緒にご飯、食べようよ。真理子さんも真治君がいるってわかってるんだしさ。」
「そうですか、じゃぁ、僕もちょっと真理子さんに会ってみたいし、いようかな。」
それから真理子さんが来るまでの2時間はほとんど仕事にも手がつかず、私は枕を抱きながらベッドの上でゴロゴロしていました。真治君は相変わらずテレビを見ています。
ベルが鳴ってドアを開けると、真理子さんが大きな紙袋を抱えて立っていました。
「あ、真理子さん、こんにちは。」
私は真理子さんに会えて、また鼻の下を伸ばしてしまいました。真治君もひょこひょこ奥から出てきます。
「あ、あなたが真治君ね。」
「はい。はじめまして。」
「わぁ、やっぱり、先生がデレデレするだけあってきれいな人なんですねぇ。」
「おいこら、おまえ、黙ってろ。」
私は自分の表情を鬼から天使に変えて
「どうぞどうぞ、真理子さん、入ってください。」
と言いました。
「じゃあ、失礼します。」
真理子さんから荷物を受け取って真理子さんを部屋に通すと、真理子さんはまず部屋を見まわしました。
「汚いわねェ…。」
「すみません。きったない男が二人でいるものですから。」
「僕は汚くないですよ。」
「うるさい、おまえは黙ってろ。」
真理子さんは掃除を見つけると、
「私、ちょっと掃除してあげるわよ。」
と言って淡い青色のセーターの腕をまくりあげました。私は、セーターからのぞく腕もきれいだなぁと思いつつも
「いえいえ、そんなことしてもらわないで、構わないです。あの、僕がやりますから。」
「先生なんか、掃除したこと、ないじゃないですか。」
「うるさいよ、おまえは黙ってろって。」
私も手伝いましたが、真理子さんはさっさと簡単に片付けをしてくれました。真理子さんに近づくたびになんともいえない香水の甘い香りが鼻をついて、思わず、うふふ、となってしまいます。一息ついたところで、私はビールを飲み始めました。気分がよくなってきます。
真理子さんは今度はキッチンに行って、持ってきた袋の中身を出しはじめました。私と真治君は興味深々でその袋の中を覗き込んでいました。
「あなたたち、なんでそんなところに立って見てるのよ。」
真理子さんはちょっと照れながら言いました。我々はまたじっと見ています。
「お、すごい。」
「私が作ると言っても、今日はみんなで食べようと思って、焼肉にしたのよ。日本街で薄いお肉を買ってきたの。ここ、焼肉の鉄板、あるかしら。」
「あります、あります。うわぁ、それは楽しみだなぁ。」
真治君も目を輝かして
「うわ、エビもある。」
さっと用意をして昼間からビールを飲みながらわいわい焼肉をはじめます。
しばらく夢中になって食べていましたが、真治君はちょっと寂しそうな顔をしています。真理子さんが尋ねます。
「真治君、どうしたの?」
「うーん、ちょっと寂しくなっちゃって。」
「だって、いつもお父さんと焼肉食べたりしてたから。」
「そっか。そう、私、真治君のお父さんと面識があるのよ。」
「え?」
真治君が真理子さんの顔を見ました。私は一人でビールを飲みながら焼肉を食べています。
「真治君のお父さんのこと、ちょっと聞かせてもらえないかな。」
私はなぜだか、ちょっとむっとしてしまいました。
「え、お父さんのことですか。」
「そうよ、どんな人だったの?お父さんは。」
私もちょっと興味がありました。
「そうだなぁ、僕が思うには、お父さんはとても正義感の強い人でした。」
「そう。」
「日本の建築界というのは、談合があったり、いろいろな利権がからみあったりしていて、いつも嘆いていました。」
「そうなんだぁ。」
「だからお父さんは、できれば早く海外で仕事のできる建築家になりたい、海外で認められたいと言って、一生懸命がんばっていました。」
「でもすごいじゃない。トレードセンターまで手がけて。」
「はい。父はとても喜んでいました。トレードセンターだけじゃなくて、ヨーロッパとかオーストラリアとか、最近ではいろんなところに招かれていて、僕もいろんなところに行けて楽しかったです。」
「そうなんだぁ。」
「でも、お母さんが死んでから、お父さんはすごく寂しそうでした。お父さんはお母さんのこと、とても大事にしていたから。」
「でも、真治君のことも大事にしてくれてたんでしょ。」
「そうですね。僕もお父さんにはいろいろしてもらったし。」
真治君はちょっと涙ぐんでいましたが、それでも一生懸命続けました。
「お父さんは、日本人として世界中に認められる建築家になるという夢がある程度成功したから、よかったんだと思います。」
「すばらしいわよね。私もあのトレードセンターの形がすごく好きなのよ。」
「お父さんとロビンスさんは、一生懸命あのトレードセンターを設計していました。いつも深夜まで議論して、でもすごく楽しそうでした。お父さんはロビンスさんのこと、とっても好きだったみたいだから。まだ僕のお父さんがそんなに売れていなかった頃、ロビンスさんに会ったんです。ロビンスさんもそのときは貧乏だったんだけど、お父さんはロビンスさんのことを見込んでた。それで、二人でいろんな仕事を手がけるようになって…。今回の作品は一番大きくて、二人の仕事の集大成かな、って言ってたんですよ。」
私もトレードセンターの外形を想像しながら
「そうだよなぁ、あんなすばらしい建築を作れるなんてな。才能って、あるんだよな。」
とつぶやきました。そのとき、真理子さんが空気を換えるように
「さぁ、食べよう、食べよう。早く食べちゃおう。そうでないと、淳平さんに全部食べられちゃうわよ。」
と言って、真治君を促しました。
宴のあとになると、もうおなかいっぱいです。私はビールも飲んで心地よくなり、ソファにどかっと座って一息ついていました。あと片付けをしてくれた真理子さんと真治君も同じようにソファに移ります。
真理子さんがソファのわきにおいてあった本を持ち上げて、
「これ、淳平さんの本?真治君の本?」
と言い、本を見まわします。私は
「それは真治君の本だよ。今回、真治君もいろいろ法律にかかわって、なんか、法律に興味があるんだって。」
「へぇ、そうなんだ。真治君は将来、何になりたいの?」
「うーん、前はわからなかったけど、最近は法律もおもしろいなと思うようになって来てます。」
私が口を挟みます。
「え、でも、法律家なんかにならないで、才能があるんだったらそれを伸ばして建築家とかになった方がいいんじゃないか。」
「うーん、それも考えたことありますけどね。」
真治君は考えながら言いました。
「そうですね、確かに建築家もお父さんを見てたらいいなと思いました。」
「パイロットなんかはどう?こんなきれいなスチュワーデスさんにも会えるしさ。」
真理子さんと真治君は大笑いをしていました。
 しばらくのんびりした休日を楽しんでいた三人でしたが、真理子さんの
「ねぇ、こんないいお天気だからドライブに行かない?」
という一言で外出の用意をはじめました。用意をして三人で外に出ました。私はちょっとほろ酔い加減なので、真理子さんが運転してくれることになりました。真理子さんは赤い大きなファイアーバードというアメ車に乗っていました。それもコンバーチブルです。真治君が楽しげに言いました。
「うわぁ、この天気だからホロを開けたら気持ちよさそうですね。」
 真理子さんがそれに応えて「じゃ、そうしようか」ということになり、ホロを開け、真治君が後部座席をひとりで乗っ取り、私は甘い香りのする真理子さんの横に乗せてもらいました。三人は私の家の近所の海を走り、真治君が前に住んでいた高級住宅地のエリアを通り抜け、ゴールデン・ゲート・ブリッジにやってきました。
「うわぁ、空が青いからゴールデン・ゲート・ブリッジの赤が映えますね。」
 真治君は頭の方に迫って見える橋を見ながら感嘆していました。
「すごいよなぁ。アメリカって、こんな橋を1920年代に作っちゃうんだからね。」
私もいつも見るのとは違う感じで、コンバーチブルの車から橋を見ていました。橋を渡りきると、前に真治君をランチに連れてきた海の見えるレストランがありますが、そこの街に行く前に小道をそれると岬の先までぐるりと伸びている道があります。その道を三人で走っていきます。そこは国立公園に指定されているため、まわりに民家もなく緑と広がる海がすがすがしいところです。三人は途中で車を停め、車から降りて伸びをしたり、咲いている花をいろいろ見たりしながら、ぐるっとドライブをしました。
ゆっくりしていたので、帰ってくるともう夕方になっていました。真理子さんは明日のフライトの準備があると言って私たちに別れを告げて帰っていきました。私はちょっと名残惜しかったのですが真治君がいる前なのデレデレはせず、簡単に見送るだけにとどめ、お別れのキスもできませんでした。私も一応弁護士ですからね。
家に入ると真治君は満足げにまた本を読み始め、私も真治君の書類を整えましたが、二人とも外出して疲れたので、晩ごはんは簡単にすませて早く休むことにしました。
 
日曜日はゆっくり寝ようと決めていたので起きたのは10時半くらいでした。私は真理子さんのことを思いながらうたたねにふけって、結局ベッドを出たのは11時半くらいになってしまいました。月曜日から忙しくなるのは間違いないので、日曜日のうちにやれることはやっておこうと思い、法律図書館に行こうかなとも思います。午前中ゆっくりして、またピーツのコーヒーでも買いに行こうかなと思っていると、私の携帯電話が鳴りました。
「淳平さん、私。」
「あ、真理子さんですか。」
「そう、今からもうフライトに出るところなの。明日の夜には帰ってくるから。」
「あ、そうですか。どこまでのフライトなんですか。」
「フィラデルフィアだから、すぐよ。フライトは5時間くらい。」
「そうですか。じゃ、がんばって。明日は何時ごろ、帰って来られるんですか。」
「えっと、明日は朝のフライトだから、こっちに着くのは3時過ぎかな。」
「それじゃ、あの、僕、迎えに行きます。」
「え、ほんとに?」
「うん。早く真理子さんに会いたいし、迎えに行っちゃいます。いいですか。ご迷惑じゃないですか。」
「え、すっごく嬉しいな。」
「じゃぁ、何便か、教えてください。」
「UAの5963便です。」
「わかった。5963便ですね。あの、必ず迎えに行きますから。」
「ありがとう。そうしたら、飛行機の乗降口のところで待ってるわ。」
「それじゃぁ、明日。」
また明日、真理子さんに会えると思うと嬉しくなってきますが、その思いはある程度横へ押しやって、私は仕事をすることにしました。
休日なのでバックパックにいくつかの書類の束と筆記具を詰めて、図書館に向かいます。もちろん、途中ピーツ・コーヒーでコーヒーを買うことは忘れません。日曜日、図書館は12時から開館しているので、中に入って弁護士証を見せます。前にも書きましたが、アメリカの弁護士の仕事というのは、とにかく判例の研究です。判例というのはどういうものかというと、実際に当事者が闘った事件について裁判所が法律的な判断を下したものです。簡単に陪審裁判が行われたり裁判官が判決をすると思われるかもしれませんが、それは間違いです。民事事件でも八割から九割の事件が和解で決着します。和解が成立すれば裁判官はまったく判決を書かなくても済むのです。ですから裁判官としては事件をできるだけ和解で終わらせようとするのも納得いきます。そのような裁判制度を背景にしながらどうしても判決までいってしまう事件について勉強すると、後になっても必ず学べることがでてくるのです。アメリカは判例を重視するのです。日本のように法律が制定されて判例がそこから出てくるといった過程とは逆で、判例が積み重ねられて法律が制定されていくのです。よく聞く話しではアメリカの法律と日本の法律、つまり英米法系と大陸法系の法律とはまったく違うという人もいますがそれは間違っています。どこの国でも人を殺せば悪いことですし、約束を破れば責任を負うのです。ただ、細かいところでどれだけ自由があるかというと、判例から積み重ねたほうが、時代とともに法律の衣替えもできますから、革新的になり、保守的な大陸系の法律と差が出てくるのです。どちらが良いかというとどっちもどっちですけど。
 
私は起訴取下げの申立てに関する判例をどんどん読んでいきます。アメリカの判例の面白さは、ある事件ではどういう人がどういう形で巻きこまれたのかなど具体的な内容が詳細に記載されているからです。過去にある具体例を横目で見て、その事件の内容がどの程度まで現在の事件に影響するのか考えることが非常に大切なのです。具体的な事例でどのような事実が大切なのかを反射的に考え、頭に叩き込めるのかが法律家の条件なのです。判例を読むのに慣れるまでには時間がかかりますが、読むのに慣れると楽しいものです。真治君の事件で、判例を読めば読むほど勝てる自身が沸いてきました。判例漁りに没頭して時間を忘れます。判例から習った知識を紙に書くだけではなく、法廷で使えるように頭に吸収させました。
カリフォルニア州の判例では、麻薬の所持に関しては自宅に麻薬があったというだけでは麻薬所持罪の充分な証拠とは言えず、やはり身体に付着しているか、もしくは本人の支配下にあったか、たとえばハンドバッグの中にあることが要求されています。被告人の支配下に麻薬があったかどうかということが焦点となっています。とするならば、真治君の家から麻薬が見つかったわけですが、現在、真治君が起訴されている、麻薬を「所持していた」という罪における検察側の主張は通りにくいわけです。麻薬はガレージで発見されたわけですから…。もし、真治君のベッドの下にあったのなら話は別なわけです。勝てると確信した私は、必要なポイントを判例を使い研究したのです。
法律武装もある程度満足できるまでおわったので、バックパックを背負い、図書館を後にします。日曜日だというのにまだたくさんの弁護士が机に向かい書類とにらめっこしながらペンを走らせています。ごくろうなことですね。
また明日から闘いのはじまりです。

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