マーシャル・鈴木総合法律グループ(MSLG)をはじめた当初、私たちは、法律事務所とは「このように運営されるべきだ」と考えられてきた固定観念を覆す革新的な法律事務所を作っていこうと決意しました。一社一社、一人一人のクライアントと長く親密に付き合い、そして互いに納得のいく関係を築くことを第一に据えました。そのために障害となるべきファクターはすべて排除していこうと考えました。事務所内において、業務上の目標だけではなく、一人一人の個々の目標の達成が可能となるよう、各人がお互いに励ましあい、切磋琢磨しあえる職場環境を作ることも重要だと考えました。加えて、法曹界の向上、円滑な人間関係の構築、そして私たちすべてが共有している世界の改善のため、積極的に努力し、貢献し続けることも重要な目標として掲げました。
MSLGの設立から20年ほど経ちましたが、MSLGでは古く堅苦しい法律事務所にありがちな階級主義は全くみられません。メンバーの経験、能力、及び、クライアントに提供できる知識はそれぞれにユニークですが、私たちは事務所全体がひとつの「チーム」であると認識しています。今でも事務所全体にとって、各メンバーの意見及び貢献はとても重要なことでありつづけています。私たちは、常日頃より、他の法律事務所によくみられる傲慢さをなくすことを努力し、かつ、一人一人のメンバーが誠実に努力することを弛まず続けなければ、私たちの業務は成し遂げられないと考えています。また、MSLGでは、各メンバーがそれぞれの個人的な目標及び、業務上の目標を保ち達成することを他のメンバーが奨励してきました。そのような一人一人の考えがあるからこそ、MSLGは、融通の利かない「縦割り」環境の排除に成功できたのです。こうして、私たちの当初の革新的な構想は、当初、期待していたよりもはるかに大きな成功を生み出してきました。私たちが達成してきた良質のリーガル・サービス、その結果としてのクライアントの満足は、「チーム制」という斬新な取り組みの成果であると我々は自負しています。 私たちは、クライアントの問題、クライアントのビジネス、それにクライアントの人となりを可能な限り深く理解することを常に心がけてきました。私たちはクライアントとの長期的な関係を構築することを大切にするため、クライアントのかかえるリスクの最小限化、及び、将来のあらゆる事態に備えた万全の体制を整えることに念入りな注意を払ってきました。今後もそのスタンスはまったく変わらないと思います。今でも、企業であろうが、個人であろうが、各クライアントのことを深く理解することは大事だと考え続けています。 全ての法律事務所でそうであるように、クライアントは費用対効果を重視します。ですから、評判の良い法律事務所はどこも、弁護士の時間給抑制、及び、所員の重複する作業時間の削減に努めていますが、MSLGは、それ以上に、日常業務におけるコスト・マネージメントに徹底的に取り組んでいます。MSLGは、必要かつ最新の情報技術環境、及び、快適な職場環境を整備していますが、事務所経費の抑制及びそれを達成するための方法も熟知しており、クライアントの皆様に余分な負担をかけないよう心がけています。他の法律事務所ではもはや日常化してしまった豪奢なオフィス備品や家具、贅沢なもてなし、かばん持ちとして法廷に同行する新人弁護士、これらにかかるコストを、MSLGがクライアントの皆様に負担させることはありません。 MSLGは、常にグローバルな視点を持ち続けることも重視しています。設立以来、私たちは、多様な文化的背景を持ち、常に国境を越えて活動する国内外の企業及び個人のお客様が直面する法律問題に対応できることを目指してきました。結果として単に名目上の「国際的な」法律業務を提供するのではなく、真の「国際的な」法律事務所として、意識的に渉外案件に携っていることも私たち事務所の重要な特徴の一つです。この国際法務については、個人の案件では家族法から、企業の独占禁止法の事案まで、層の厚い訴訟知識を有していて、多くの日米の法律事務所が当事務所の顧客であることも特徴です。 MSLGとその一人一人のメンバーは、人類全ての「家」ともいうべきこの地球の住人です。MSLGは、微力ながらも、それぞれのメンバーがそれぞれの方法で社会に貢献し、小さな力を合わせることで、より良い世界を作っていきたい、そのような姿勢を忘れない法律事務所であり続けたいと考えています。 ※MSLGは設立当初から職員のプライバシーに配慮しています。2000年当時に他の法律事務所に先駆けてかなりの量の個人情報をウェブサイトに載せていたところ、争訟性のある訴訟案件も多いことも原因だったのですが、MSLGの女性職員がネット上でかなりの嫌がらせを受け、警察を巻き込むような事態になりました。IT系の案件を多く抱えるMSLGにおいて、MSLGメンバーのプライバシーを尊重することも必要不可欠です。その後、女性メンバーも多い当事務所ではできるだけ不特定多数の人に晒されるネット、ソーシャルメディアにおいてはMSLG内部の情報をみだらに公にしたくない、と大多数の弁護士・職員が願っているので、個別の弁護士・職員情報についてはネット掲載は差し控えさせていただいくことにしました。現在も多くの対立する要素のある訴訟を多く抱えているMSLGにおいては、各弁護士・職員の個人情報については、個別にMSLGにお問い合わせいただけますようお願いします。 |
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