先週は、友人の弁護士がオーストラリアと日本からベイエリアに遊びに来ていたので、ご飯を一緒に食べたりして、久しぶりに話に花が咲きました。長いコロナ禍を経て、変わらない姿をみると久しぶりで嬉しいというよりは、無事で変わりないことにホッとしました。メールなどで遠隔地にいるとわからないことも実際に会うと良い意味で感じることができました。テクノロジーではカバーできない何かがあるのでしょうね。みなさんも外にでて、人間関係を楽しんでいらっしゃいますか。
さて、今回から新しくいただいている質問を考えていきたいと思います。頂いている質問をまとめると、「日本に在住のものです。最近アメリカで親族がなくなり、相続人が日本在住の私しかいないものですから、カリフォルニア州にいる弁護士に委任をして相続手続きを代行してもらいました。手続きはうまくいったのですが、最後に精算の段階になって、なんでも相続財産管理人の費用と、その弁護士の費用と同じ金額を二回取られていました。その弁護士には法律的には問題はないと言われていましたが日本の弁護士からはそれはおかしいのではないか、という指摘を受けました。その二回払った金額を返してもらうことはできないのでしょうか。」という質問です。実は、似たような質問を日本の弁護士からも受けたことがあります。 (これより先は、メールマガジンに登録された方のみお読みいただけます。) 先週は久しぶりに生のデポジション(陳述録取)という、証拠開示手続に参加してきました。私の側が質問される側なので、異議を申し立てる以外はじっと一日中質問と回答を横で聞いているだけで、質問をする側の方が好きな私には少々苦痛でしたが、なんだか懐かしい気持ちになりました。このところ、裁判手続はずっとビデオを通して行われ、一部の手続は恒久的にビデオを通すようになったので、相手方と生でぶつかり合うのが減ってしまいました。今回の事件は、先週まではビデオだけに頼ってやってきたのですが、それまで相手方の弁護士がずいぶん偉そうに振る舞っていました。実際に会って、私が尋問中ずっと落ち着き払っていると、態度が変わってきました。生で会って感じる何かがお互いあるのでしょうかね。陪審員の前に生で立って弁論するのが今から楽しみです。
さて、前回、「カリフォルニア州に住んでいる家族です。最近私の子供が高校のプロジェクトでインターネットを通じての寄付を集めるサイトをつくっています。息子の手作りでサイトをやっているのですが、息子が自分で作ったそのサイトのロゴに酷似したものをつかっているまったく別のサイトを見つけました。子供は盗まれたと言っていますが、証拠があるわけではありません。トレードマークとして登録をしているわけでもありません。このような場合に何か主張できることはあるのでしょうか」という質問を考え始めました。 (これより先は、メールマガジンに登録された方のみお読みいただけます。) アメフトのシーズンも大詰めになりました。毎年のことなのですが、この寒い季節によくやるな、と思ってしまいます。選手も怪我が多くなってきます。今週末、カンサス・シティでワイルドカードの試合が行われているのですが、元チャンピオンのチーフズの試合なので、数日前にチケットはいくらないのかな、と調べてみたら、最低の席がなんと37ドル。何千ドルもする試合もあるNFLの試合もあるので、安いな、と思っていたのですが、実際の試合を観ていると、気温が摂氏マイナス18度。テレビで観ていた方が良さそうですね。みなさんは寒い週末どうお過ごしになっていますか。
さて、今回から新しくいただいている質問を考えていきましょう。いただいている質問をまとめると、「カリフォルニア州に住んでいる家族です。最近私の子供が高校のプロジェクトでインターネットを通じての寄付を集めるサイトをつくっています。息子の手作りでサイトをやっているのですが、息子が自分で作ったそのサイトのロゴに酷似したものをつかっているまったく別のサイトを見つけました。子供は盗まれたと言っていますが、証拠があるわけではありません。トレードマークとして登録をしているわけでもありません。このような場合に何か主張できることはあるのでしょうか」というものです。 (これより先は、メールマガジンに登録された方のみお読みいただけます。) ■ カリフォルニア州で2024年に発効した新法のついて
2024年はじめての法律ノートです。読者の皆さん今年もよろしくお願いいたします。皆さんにとって平穏な年始のスタートになりましたでしょうか。今年は元旦から日本では地震が起こったり、飛行機事故が起こるなど災いが多い出だしとなり心が痛いです。これから、明るく希望のあるニュースが増えることを祈っています。 さて、今回は、新年初法律ノートですので、2024年から発効する(1月1日からすでに発効した)カリフォルニア州の新法を考えていきたいと思います。いくつも新法は存在するのですが、ここでは選んで取り上げていきたいと思います。 (これより先は、メールマガジンに登録された方のみお読みいただけます。) |
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