もう、ハロウィンの季節ですね。このイベントを境にしてアメリカは、一気にホリデームードが高まっていきます。各自の仕事も遅くなっていく季節ではあります。しかし、ゴルフに行っても紅葉を見ながら半袖短パンでも良い日がある一方で夜は冬のように冷え込むので、もう「秋」というのは、一瞬で過ぎ去っていくような気がします。つい最近までそうめんを食べていたのに、一気に鍋です。服飾関係の方と話していると、以前は一年間で6つの季節を想定した服をつくっていたようですが、今ではそれもどんどん減っているらしいです。もう暖房の季節ですね。皆さんはこの季節感にちゃんと対応されていますか?
さて、前々回から考えてきて、今回二回目になる「私はアメリカで一時期育ちましたが現在仕事の関係で日本在住です。叔父がカリフォルニアで会社を経営していて、その会社を継がないかと誘いを受けています。概ね家族も前向きなのですが、社長として働くだけではなく、会社(株)も引き取ってほしいと言われています。会社を「買う」ということはしたことがありませんし、まだどのように進めるかなど未知のままです。会社を買うことのメリット・デメリットなどを教えていただけないでしょうか」という質問を考えていきたいと思います。 (これより先は、メールマガジンに登録された方のみお読みいただけます。) ■ 一区切り
前回の法律ノートの続きを書こうと思っていたのですが、先週私にとっての「一区切り」がついたので、そのお話をさせてください。来週、いただいている質問である会社の売買については、再開して考えていきたいと思います。 何が一区切りかというと、事件書類のデジタル化です。30年近く弁護士をやっていると事件の資料は膨大なものになります。特に私の所属する事務所は案件が多く、今までは倉庫を2つも借りていました。気がついて見ると倉庫というのは、よくわからない形で値上げをしていて、かなりの費用を知らないところで払っていたことになります。もちろん金銭では替えられない重要な書類ですので、大事に保管していたのですが、先週ついにすべて手持ちにある事件書類のデジタル化が終わりました。全体で1年半程度かかったでしょうか。もちろん、法律事務所のなかには、業者に丸投げするようなところもあるのでしょうが、自分自身のやってきた仕事を反芻する意味もありますし、クライアントの大事な書類ですから、できるだけ内部で処理をしたかったこともあり、事務所内で完結をしました。事務所の人達も手伝ってくれましたし、私自身もかなりスキャンをしました。 今ではスキャナーも優秀で、まるで現物と変わらない程度の見栄えで保管することができます。私の母親が他界したときに、思い出などをすべてスキャンして、その素晴らしさに目覚めたのがきっかけでした。ある展示会でそのスキャナーのコーナーがあったのですが、その出会いがきっかけで、その企業の「ユーザーの声」みたいなコーナーにまで私の感想が載るまでになってしまいました。 (これより先は、メールマガジンに登録された方のみお読みいただけます。) 前回の法律ノートでもう少し秋を楽しみたい、と締めくくったら、この週末は信じられないくらい良い天気で、屋外に座っているだけでも気持ち良い時間を過ごせます。先月、鼻中隔湾曲症の手術を名医にしていただき、痛みがまったくないので調子に乗っていたのですが、激しい運動等一ヶ月は禁止と言われていました。ちょうど一ヶ月経ちまして術後も順調なので、少しづつ泳いだり、ゴルフを復活しています。外での行楽に申し分ない週末でした。ハチドリたちもブンブン飛び回っていますので、砂糖水を取り替えてあげたりしています。皆さんは週末をいかがお過ごしでしょうか。
さて、今回からまた新たにいただいている質問に関して皆さんと一緒に考えていきましょう。いただいている質問をまとめると、「私はアメリカで一時期育ちましたが現在仕事の関係で日本在住です。叔父がカリフォルニアで会社を経営していて、その会社を継がないかと誘いを受けています。概ね家族も前向きなのですが、社長として働くだけではなく、会社(株)も引き取ってほしいと言われています。会社を「買う」ということはしたことがありませんし、まだどのように進めるかなど未知のままです。会社を買うことのメリット・デメリットなどを教えていただけないでしょうか」というものです。 (これより先は、メールマガジンに登録された方のみお読みいただけます。) ダイアン・ファインシュタイン上院議員が天国に召されました。女性の上院議員としては最長期議会に在籍されました。性別関係なく、私が尊敬する政治家の一人です。彼女の功績は枚挙にいとまがないですし、どこでも報道されているでしょう。しかし、彼女の生涯一貫した信条、党派を超え、常に懐が深い態度など、物腰は静かですが、政治家としてあるべき資質を真に備えた政治家した。そして、地元であるサンフランシスコでも私も仕事上色々助けていただきましたが、そのことは地元のためにやるということで、自分の利を考える政治家ではありませんでした。私も様々な彼女の地元における功績を知っていますが、彼女は常に当たり前のように行い、一切「偉ぶったり」、「自分がやったのだ」といった態度はありませんでした。ご冥福をお祈りします。
さて、前二回考えてきた「日本からアメリカに来てから30年以上経ちます。大学院からアメリカに留学してそのまま精密機械の輸出入を扱う会社で25年以上働きました。コロナ禍以降、生活態様が変わり今勤めている会社を退職しようと思っています。円満に退職できると思うのですが、就職時にサインした契約書にあるNon-compete Clauseが気になります。実は、退職したあと、同種のコンサルタントとして一人でビジネスをやろうと思っていたので、契約違反にならないか心配しています。」という質問を今回も続けて考えていきましょう (これより先は、メールマガジンに登録された方のみお読みいただけます。) |
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