■ 一区切り
前回の法律ノートの続きを書こうと思っていたのですが、先週私にとっての「一区切り」がついたので、そのお話をさせてください。来週、いただいている質問である会社の売買については、再開して考えていきたいと思います。 何が一区切りかというと、事件書類のデジタル化です。30年近く弁護士をやっていると事件の資料は膨大なものになります。特に私の所属する事務所は案件が多く、今までは倉庫を2つも借りていました。気がついて見ると倉庫というのは、よくわからない形で値上げをしていて、かなりの費用を知らないところで払っていたことになります。もちろん金銭では替えられない重要な書類ですので、大事に保管していたのですが、先週ついにすべて手持ちにある事件書類のデジタル化が終わりました。全体で1年半程度かかったでしょうか。もちろん、法律事務所のなかには、業者に丸投げするようなところもあるのでしょうが、自分自身のやってきた仕事を反芻する意味もありますし、クライアントの大事な書類ですから、できるだけ内部で処理をしたかったこともあり、事務所内で完結をしました。事務所の人達も手伝ってくれましたし、私自身もかなりスキャンをしました。 今ではスキャナーも優秀で、まるで現物と変わらない程度の見栄えで保管することができます。私の母親が他界したときに、思い出などをすべてスキャンして、その素晴らしさに目覚めたのがきっかけでした。ある展示会でそのスキャナーのコーナーがあったのですが、その出会いがきっかけで、その企業の「ユーザーの声」みたいなコーナーにまで私の感想が載るまでになってしまいました。 (これより先は、メールマガジンに登録された方のみお読みいただけます。) Comments are closed.
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November 2024
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