メモリアルデー三連休です。アメリカではこの3連休を境にして「夏」ということになります。いろいろなところでバーベキューのお誘いがでてきましたし、屋外アクティビティーが本格的になります。今年は暑くなるのでしょうか。一方日本では梅雨でしょうか。日本からの便りをみると蒸し蒸しジメジメという感じが伝わってきます。私の所属する事務所は、この夏は色々ポジティブな理由で忙しくなりますが、楽しみでもあります。またどこかで皆さんにお伝えできることもあると思います。みなさんは、何か夏に楽しみなことは予定されていますか。
さて、今回からまた皆さんから頂いている新しいトピックを考えていきたいと思います。いただいている質問をまとめますが、英語でいただいた質問なので、私が要点をまとめて考えます。「日本人の友人で大学院(カリフォルニア)に来ていた留学生がいました。一緒にオンラインセキュリティー関係のアプリを開発していました。その友人がもともとのアイディアを持っていたのですが、友人数名とともに会社をつくろうという話になっていました。資金も5万ドル程度親族や学校の友人から借りてはじめていたのですが、その日本人の友人は資金の大部分を持って日本に帰ってしまい、連絡が取れなくなってしまいました。なぜ日本に帰ったのかとか、お金を持っていってしまったのか、など背景はまだわかっていないのですが、やはり状況を明らかにしたいです。会社の運営もできず、困っています。カリフォルニア州で訴訟をしても無駄なのでしょうか」という質問です。 日本人が相手となっている紛争なので、質問者の方は法律ノートに相談を送られたのだと思います。法律ノートの回答は日本語になるので、英語では簡単に返答はしておきましたが、なかなか、相談ができるところがないのだと思います。せっかく、会社までつくって運営をしてきたのに、仲間割れなのか、なにか事情があったのかわかりませんが、起業が頓挫するのは気持ち良いものではありません。また、せっかく貯めた資金が一部でも持っていかれてしまっては、実損も生じているわけですから、訴訟をしてでも咎めたいと思う気持ちも理解できます。 背景がわかりませんし、法律ノートでは具体的にアドバイスをする場ではありませんが、今回いただいた内容を基礎にして、今回の質問について考えていきましょう。 (これより先は、メールマガジンに登録された方のみお読みいただけます。) ■ 「国際弁護士」について考える。
ごめんなさい。今回から、溜まっている皆さんからいただいている質問にお答えしていくつもりだったのですが、今回はもう一度、最近私が感じていることについて書かせてください。表題にあるように「国際弁護士」についてです。来週は必ず皆さんからいただいている質問に回答するようにしますので、今回はどうか自分の考えることを書くのを許してください。 最近、日本のテレビでコメントするようになりました。私の古くからの友人が勤めるテレビ局だと信用できるかと思い、その局に絞って話をさせてもらっています。色々気を遣ってもらっているのですが、自分が話したいこととか、視聴者に知ってもらうほうが良いことなどがあるのですが、テレビというのは話す時間があまりにもないので、その点は心苦しいです。法律ノートのほうが好きに書けるのでやはり、文章のほうが良いのかもしれませんね。 別にテレビに出たいとは本当に思っていなかったのですが、あまりにも、「国際弁護士」と語ってテレビで憶測ばかり言っている人たちに呆れたのがきっかけになりました。今、私はアメリカのプロ野球選手の話題でコメントをしているのですが、テレビで「国際弁護士」なる人達が、平気で「そのプロ野球選手が関わっている」と何度も言っていたのです。そのとき、私はそのような考え方を根本から間違っていることをある理由から言えたので、あまりにもひどいことから出たくもないテレビで言うことにしました。「国際弁護士」という人たちが、さも専門家の意見のように言っているのが許せなかったからです。 (これより先は、メールマガジンに登録された方のみお読みいただけます。) ◾️フルーツ
亡くなった母のことを思い出して、グアバジュースを買いました。よく見ると砂糖がすごく入っているのですね。母の日に亡き母に供えました。皆さんのご自身の母親に対してお気持ちを表されましたか。母親がいなければこれを読まれている全ての方もこの世には存在していないのです。私も普段は飲まないのですが、今日は、母と一緒にグアバジュースを飲みました。 今回は、皆さんからいただいている質問にお答えするのを一回お休みさせていただき、思い出話をさせてください。また、来週、皆さんからいただいている質問を考えていきます。私は親から強靭な体と心をもらったと思っています。もちろん色々なファクターはあると思いますが、子供の頃からとにかく牛乳が好きで、当時は実家に配達される牛乳を飲みまくっていました。それからもう一つ必ず私の母が毎日やってくれたのは夕食後のフルーツを食べることでした。私や妹の前で、りんごをむいてくれたり、イチゴを用意してくれたり、ブドウのふさからみんなで摘んだりしながら、夕食後に団欒をしていました。フルーツを食べるのは欠かさなかったように思います。最近ではフルーツをあまり食べていないなぁ、と思いますが、子供の頃はとにかく果物と牛乳を摂取したことはかなり記憶があるところです。 母は時々、グアバジュースと桃のネクターを飲んでいました。私がこっそり飲んでいると怒っていたように思います。そのくらい好きだったのでしょう。母が美味しそうにジュースを飲むのは鮮明に覚えています。母が他界する前、母の日に良かれと思って、柑橘類を送ったのですが、肝臓を悪くしていた母は、柑橘類は食べられない、と怒っていたように思います。私の配慮が足りなかったのかもしれませんが、やはり私の母とフルーツは私にとっては、切り離せない思い出です。 (これより先は、メールマガジンに登録された方のみお読みいただけます。) この週末に、1999年から懇意にしていた方が亡くなったので、葬式のかわりに行われていた偲ぶ会に出席してきました。田舎での白人ばかりの会に私が姿を現すと、最初は「なんだ」という感じの視線でしたが、私が誰かわかると皆さん、涙ぐんで抱擁の嵐となりました。私も亡くなってしまった方とその旦那さん(すでに他界されている)にとてもお世話になり、私も色々お世話しました。25年の思い出はかなりの量になります。ご家族と思い出話に耽りました。刑務所に入っていた息子さんも良い年になり、今では立派に自分でビジネスをやられています。お孫さんの刑事弁護をしたことがありますが、その子も立派になって働いています。四半世紀の思い出を反芻していると、涙が抑えられませんでした。そして寂しいものです。
さて、前三回考えてきた、「Webなどのデジタル系デザイナーをしています。受注が増えてきたことから、今まで外部のデザイナーに外注していたのですが、一人新たに専属で採用をしようと思います。新規採用をするとなると、外注に比べて色々な面で注意が必要と友人やネットの情報で目にします。どのようなことを注意しなければならないでしょうか」という質問を続けて皆さんと考えていきましょう。 前回は、どのような内容を就業規則に盛り込むのか、ということについて考え始めました。質の高い就業規則は、雇用者、被用者の権利義務を網羅しているので、人数が少ない職場でも作成をお勧めできます。 (これより先は、メールマガジンに登録された方のみお読みいただけます。) |
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November 2024
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