本記事は、MSLGのメンバーによる納豆の作り方のご紹介です。アメリカに居ながらかなり美味しい納豆ができる方法です。 ==== 第1 準備編 1 大豆を手に入れる。アマゾンで購入可能。Non-GMOのもの。写真の品は納豆も対象としているので、日本に輸出していると思われるので大きさ的にも最適か。(写真1) 2 納豆を一パック手に入れる(既成品、写真2は使用後)。この納豆を以下、「種納豆」とする。種納豆がなくても、前回からの継ぎ足し納豆があれば、その方が同じ大豆に馴染みやすいと思われる。(写真2) 3 ダイソー等日本のヒャッキンがある地域では、できれば、納豆かき混ぜ棒を手に入れる。なくても、支障はない。(写真3) 4 インスタントポットのヨーグルトモードのあるものを用意する。(写真4) 5 お湯を沸かしておく。 第2 培養編 1 大豆を洗いゴミなどを除外する。皮も取れてくるが、結論として皮は別に浮いていようが、結果にはさほど影響しないし、栄養分もあるかもしれないので、神経質にならなくても良い。 2 洗った大豆をインスタポットに直接投入。 3 水を加える。水の量は投入した大豆の嵩の倍程度、アバウトで良い。 4 インスタントポットの蓋を閉めて、Pressureモードを押し、PressureがHighになっているかを確認。そのうえで、45分に設定し加熱する。プレッシャーの弁を閉めるのを忘れてはならない。 5 加熱が終わった時点で、ゆっくり噴き出さないように加圧弁を開け空気を抜く。微妙に弁を開けないと吹き出してとんでもないことになる。慎重に。慣れれば被害なし。ちょっとカタイかな、と感じる程度でも結局数日後美味しく仕上がる。 6 別途用意したザルを熱湯で洗う。※とにかく納豆菌以外の菌の混入を避けるために、すべて使用する器具を熱湯消毒するのが良いと思われる。 7 加熱後の大豆のお湯をザルで切る。 8 インスタポット自体はまだ熱く雑菌の心配が少ないので、大豆をそのままインスタポットに里帰りさせる。大豆を熱湯で洗っている間、できればインスタポット内にあるステンレス容器は、容器自体を冷ます目的で、外気に触れさせる状態にしておく。 9 納豆かき混ぜ棒、なければ箸などを熱湯消毒して、用意した種納豆をとにかく混ぜる。目的は納豆菌をマックスに引き出すことなので、種納豆が潰れようとも、マックスで混ぜる。混ぜるときに、泡立ちがあればあるほど有効であると思われる。種納豆の原型を留めないほど、鬼のように混ぜる。 10 混ぜた種納豆と同量程度の湯冷めした熱湯(たぶん40度がベスト=培養に適した温度。高すぎると、納豆菌が死ぬ可能性があるが、ある程度冷めていれば大丈夫のようだ。)をさらに混ぜる。このときも妥協せずにぬるま湯全体を納豆菌が支配するように混ぜるが、種納豆を混ぜるほどの鬼のようにまぜなくても混ざる。 11 上記10で混ぜた液体をステンレス容器に移動した大豆にまんべんなく混ぜていく。このときに、マゼマゼ棒、または箸等は、雑菌に触れないように配慮して継続して使う。 12 11の混ぜた状態の大豆が入ったステンレス容器をインスタントポットに戻す。(写真4) 13 蓋をかぶせたときに水滴が落ちてこないこと、空気を入れることで培養が加速するということで、ペーパータオルをかぶせる。(写真5) 14 軽く蓋を載せる。(写真6) 15 ヨーグルトモードにして、24時間培養開始する。※ときどき、様子をみるのは、空気をいれるのでオッケー。ただし水滴が落ちないようにする。インスタントポットは底から加熱しているので、蓋をあけてもポット内の温度が下がる影響は少ない。 16 出来上がる。 17 小分けにして、冷蔵庫に投入。さらに熟成がすすみ、美味しさが増す。 第3 納豆のタレ−一例
1 酒を煮切る。 2 酒と同量の醤油を投入→沸騰しそうになったら弱火。 3 甘口が良ければ、みりんを多めに投入 4 ダシ風味がよければ、市販のダシを投入。 5 火を切って、昆布の切れ端を投入(昆布を煮込んでももちろん構わない)。 6 冷めたら出来上がり。 Comments are closed.
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