最近では、私のアンテナが鈍っているのかもしれませんが、法律系のピンとくる映画がありませんでした。弁護士ドラマというのは、やはり法廷を実際にやるのとはちょっと違うな、と思ったり、共感できなかったりです。先日観たThe
Burialという映画は、もちろんエンタメ的な誇張はあるものの実話をベースにした法廷弁護士の話で楽しめました。ジェイミー・フォックスとトミー・リー・ジョーンズが良い味を出していました。派手すぎる弁護士の演出に笑ってしまいましたが、法廷での失敗、苦悩、クライアントとの関係構築、などは自分も観ていて共感するものがありました。昔、新聞記事で読んだディズニーを訴えた弁護士だな、と思って見始めましたが、アメリカの人種差別のなかで戦う弁護士ってすごいな、と思いました。アメリカならではのドラマです。陪審裁判は実際やると、心身ともに疲れるのですが、それでもやはり弁護士をやっている醍醐味なのです。噛み締めました。 さて、前二回は、私の所属する事務所を語った詐欺について考えましたので、その前から考えていた皆さんからの質問に対するお答えを再開したいと思います。いただいていた質問は「日本に在住のものです。最近アメリカで親族がなくなり、相続人が日本在住の私しかいないものですから、カリフォルニア州にいる弁護士に委任をして相続手続きを代行してもらいました。手続きはうまくいったのですが、最後に精算の段階になって、なんでも相続財産管理人の費用と、その弁護士の費用と同じ金額を二回取られていました。その弁護士には法律的には問題はないと言われていましたが日本の弁護士からはそれはおかしいのではないか、という指摘を受けました。その二回払った金額を返してもらうことはできないのでしょうか。」というものでした。 (これより先は、メールマガジンに登録された方のみお読みいただけます。) Comments are closed.
|
MSLGMSLGのニュース等をアップデートしていきます。メールマガジンへの登録は、ホームからお願いします。 アーカイブ
November 2024
|
All Rights are Reserved, 2000-2022, Marshall Suzuki Law Group, P.C. All Photos were taken by Takashi Sugimoto Privacy Policy English Privacy Policy Japanese |