20年前には信じられなかったことですが、ある事件の和解調停の全工程をオンラインで行いました。参加者の参加場所が世界のあちこちで様々でしたが、オンラインで集まり無事に解決をすることができました。私も夜中まで調停をやる羽目になりましたが、遠いところまで出張するよりもまだ体への負担も少ないかな、とは思えました。昔は、黄色いリーガルパッドに相手方弁護士とともに、和解調書をボールペンや万年筆で書いて後で清書するというのが一般的でしたが、今ではメールで文面をやり取りして、はい、終わりという感じです。時代は変わりました。
さて、前二回考えている「はじめまして。いつも楽しくニュースレターを読ませていただいています。とても丁寧で、わかりやすく、ためになります。私はロサンゼルス在住です。家を借りることになり、昨年末入居ということを口頭で合意しました。前払いを求められ、2ヶ月分の家賃と1ヶ月分の家賃をデポジットとして振り込みました。しかし、入院することになり入居前に、医師の勧めで引っ越しをキャンセルする電話をしました。大家さんは、遅れた分1ヶ月分の家賃はもらうと言いました。そして、デポジットは返金しますというメールが来ました。しかし、返金されませんでした。何度かメールしても返信がなく、無視されています。私と大家の間に契約書は全くありませんでした。そして、このキャンセルポリシーについての説明もありませんでした。入居2週間前に初めて聞かされました。解約すると1ヶ月分の家賃を取られるとは知りませんでした。」という質問を今回続けて考えていきましょう。 (これより先は、メールマガジンに登録された方のみお読みいただけます。) Comments are closed.
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November 2024
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