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法律ノート 第1345回 弁護士 鈴木淳司

12/18/2022

 
■反対尋問その2
 
みなさんから質問をいただいて、答えなくてはならないのがこの法律ノートですが、明日、筆者が防御している陪審裁判の最終弁論(Closing Statement)が行われるので、その準備で頭が一杯で、情けないことに、他の法律の話題を考える脳みその余力がありません。ですので、興味のない方には、申し訳なく思うのですが、陪審裁判における反対尋問について、もう一度今回考えさせてください。
 
すでに主尋問として、何人かの証人尋問を終えましたが、やはりクライマックスは嘘の多い原告の反対尋問でした。私の所属する法律事務所には日本の資格を持っている弁護士や裁判官がいて、今回の陪審裁判に関わってくれているのですが、話を聞くと、日本では裁判の過程で、準備書面を出しながら論点を絞ってから、数十分で反対尋問をするのが普通だそうです。今回彼らは衝撃を受けていたようですが、アメリカでは、主張の全体について陪審員に説明するために今回も主尋問、反対尋問で3日かかりました(3日と言っても、コロナ中で一日中4時間の弁論に限られていましたが)。すなわち、時間の限り原告側は自分の言いたいことを一から十まで言ってくるのです。私は被告側企業側なので、原告の話をまとめていき、反撃をする準備をします。ところが、実際に原告の話を聞いていくと、元々言っていたストーリーと違うことを言い出すのです。もう、どれが本当なのだか嘘なのだか、わからないのですが準備している私にとってみたらたまったものではありません。オープニングステートメントで原告の弁護士が言っていることと、反対尋問を初めて原告本人が言っていることも違っているのです。通常、ある程度聞くことを決めて、嵌めて行くのですが、かなり厄介でした。また、原告代理人の立証もかなり杜撰だったので、逆に再主尋問で揚足を取られないように工夫しなけれななりませんでした。結局は2日間にまたがって原告の嘘を顕出できたので、最終弁論の準備も上々になったと思います。

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