安倍元首相が政治活動真只中に凶弾に倒れ言葉がありません。よく私がアメリカで働いているんですよ、というと銃社会は怖い、というネガティブなことを言われる日本の方がいますが、他人事ではなくなった現実があります。一つ強く感じるのは、最近の風潮では自分の行動、言動を省みない人がとにかく多くなったと思います。良いか悪いかは別として、以前は「私バカよねぇ」なんて歌がありましたが、今では「君は間違っていない、がんばれ」という流れの歌が多いように感じます。最近は、自分は悪くないのだ、人が、そして社会が悪いのだ、という考えの人が多くなったものだとつくづく思います。暴力を使って得る自己肯定感など、相手の立場を考えない偏狭な感情なので時間が経てば否定されると考えられないのでしょうか。昔、母親から幽霊よりも怖いのは人間だ、なんて言われましたが、本当かもしれません。
さて、今回から皆さんから新しくいただいている質問を皆さんとご一緒に考えていきたいと思います。いただいている質問は「日本在住の者です。個人的にネットで日本語を教える仕事をやっています。最初は色々な人材紹介サイトに登録してやっていたのですが、口コミで広がり、今度できれば会社を作りたいと思っています。そして、アメリカからの依頼が多いのでカリフォルニア州に会社を設立するのはどうか、と思っているのですが、日本に居たままカリフォルニア州で会社を設立して運営することはできるのでしょうか。アメリカでも一人会社が許されているということで、私一人でやりたいのです。」という内容に集約できます。白紙の外国人がいきなり習う言語として日本語というのは相当大変な言葉だと思います。基礎的な会話については、そこまで難しくなくても、謙譲語や尊敬語などは日本人でも間違えますし、「テニヲハ」も簡単なものではありません。さらに、漢字に加えひらがな、カタカナもあるわけで、一筋縄ではいかない言語ではあります。他方、漫画やアニメなどが世界で広く知られており、日本に対する興味や日本語を習いたいという人も増加しているのでしょう。日本人にとっては当たり前の日本語ですが、世界規模で見ると商売になり得ることなのかもしれませんね。もちろん今回質問されている方は教え方が上手いのでしょう。語学は教える人の技量も習得にかなり影響するものだと思います。 (これより先は、メールマガジンに登録された方のみお読みいただけます。) Comments are closed.
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January 2025
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