Marshall Suzuki Law Group, LLP
  • ホーム
  • MSLGについて
    • オフィス所在地
    • 受任案件について
    • 取扱業務
    • 著作物等
  • 業務依頼と費用
    • ご相談の前に
    • 解決への道のり
  • コンタクト
    • 一般的なご相談
    • 移民・入国管理のご相談
    • 契約・法律文書レビューのご相談
    • 関連サービス
  • 採用情報
    • インターン >
      • 弁護士 堂山健
      • 弁護士 井上 拓
      • 弁護士 瀧島 達哉
      • 弁護士 冨島利央
      • 2008年 工藤良平
      • 2008年 井上 拓
      • 2008年 鹿野晃司
      • 2007年 益山兼太郎
      • 2007年 工藤良平
      • 2006年 山本倫子
      • 2006年 中谷優花
      • 2006年 砂岡枝り加
      • 2002年 Lai-Lai Ho
  • 総合ブログ
  • Home
  • About
    • Practice Areas
  • Access
  • Contact
    • General Questions
    • Immigration Issues
  • Careers
    • Yuka Nakatani 2006
    • Lai-Lai Ho 2002
  • News

​MSLG 総合ブログ

法律ノート 第1193回 弁護士 鈴木淳司

12/28/2019

 
2019年最後の法律ノートになります。私が所属する事務所のホリデーパーティーも無事に終わりました。新年に持ち越す重大な案件もいくつかありますが、概ね無事に2019年も健康に平穏に過ごすことができました。今回は、皆さんからの質問にお答えするのをお休みさせていただき、今年最後の法律ノートは世間話にさせていただければと思います。

 2019年も、毎年と違わず思い出に残る事件がありました。ある重罪の刑事事件がありましたが、私の所属する法律事務所のバイリンガル能力と、刑事事件対応の機動力で電光石火のごとく解決できた事件がありました。詳しくは言えませんが、弁護士ならではの醍醐味を感じられた案件でもあります。また、民事事件でも、判例にないような無理筋を押し通し、事件を解決することができました。事件というのは、たとえ裁判例があったとしても、自分の頭で考え、そしてベストな解決策を産み出す、という態度は常に持っていなければならないものだと感じました。私自身20年以上弁護士をやっていますが、実は時々弁護士には不向きなのではないのか、と自分自身のことを反芻することもたまにあるのですが、2019年に出会って解決した事件をみると、やはり自分の経験と見識で解決できたと自負できる内容のものもありました。信じてもらえる弁護士像を来年も追い求めてがんばろうという糧になったと思います。

 少々ネガティブな話ですが、サンフランシスコはIT化が飽和してきていると思います。企業だけではなく、レストランや一般的な店でもIT化で、サービスの質も変えて、新しい波に乗ってください的な状況になっています。効率化とか、迅速化といいますが、人間が対応できる範囲を超えて物事を動かそうとしてそれがうまくいかない、という現実があると思います。サンフランシスコで、物件を借りようとすると、一年、二年という短期での話になるのが恒常化しています。ということは、長期を見てビジネスをするよりも、短期間の間に稼いでなんぼ、的な文化が蔓延している状況にあります。時代を先取りしているようでカッコは良いですし、エンジニアリングを学んだであろう若い人が街を闊歩していますが、その人達は一体どこからやってきたのか。昔に比べると明らかなのですが、サンフランシスコには他から人が流入しすぎていて、地域もコミュニティーも全然雰囲気が変わってきています。また、ベイエリアだけではなくカリフォルニアから出ていってしまう人が、流入している人を上回っている状況にあります。こういった土地柄になってしまったのは、昔からローカル社会を見ているとなんだかせつなくなってしまいます。新しい波が来ているのでしょうが、地元に根付くというよりは、金があるから掘りに来る的な人がほとんどの街になってしまいました。私のクライアントでも古くからやっているレストランなどは、「もうベイエリアは、沢山だ。」という人も多くいます。人と人とのつながりも、かなり変化しているのでしょうね。

 ベイエリアからは人間が流入するよりも流出していくことが多いということがわかっていますが、もともとのコミュニティーというものは破壊されて再生されていくのでしょうか。なんだか、難しい気がします。家族で経営しているビジネスはほぼなくなって、チェーン店ばかりが増え、働いてくれる安い人材を連れてきて廻せば良い、という(日本でも同じになってきましたが)安易な考えで世の中が動いていきます。

 人が他の人に対して提供する付加価値というものが、価値がなくなってきているのでしょう。しかし、私はまだ生きますが、人と人との付き合いというものが人として一番重要なものだと思っていますし、人に対する「心」とか「尊敬」とか、そのような心は常に持ち続けていないといけないと思っています。人に対する「興味」というのも尽きないものです。そして、弁護士というのは、人がやっている事象について色々な吟味をする職業ではあります。ですので、私は2020年も、いろいろな人と知り合って、そして、いろいろな問題について解決策を探していく仕事を続けていきたいと思います。私の提供する智益が皆さんの付加価値となるようにがんばります。みなさんも、人(自分)がやっていることをがんばってください。また、来年も法律ノートをお願いします。がんばって書いていきますので、みなさんも健康でがんばってくださいね。

-- 
All Rights Reserved, Junji Suzuki, 2019
このメールのコンテンツは著作権等で守られています。
_____________ 

Comments are closed.

    MSLG

    MSLGのニュース等をアップデートしていきます。

    カテゴリ

    All
    その他
    移民関連
    英文契約解説
    過去記事
    記事配信
    小説

    アーカイブ

    October 2020
    September 2020
    August 2020
    July 2020
    June 2020
    May 2020
    April 2020
    March 2020
    February 2020
    January 2020
    December 2019
    November 2019
    October 2019
    September 2019
    August 2019
    July 2019
    June 2019
    May 2019
    April 2019
    March 2019
    February 2019
    January 2019
    December 2018
    November 2018
    October 2018
    September 2018
    August 2018

    RSS Feed

All articles, photographs, and website architect are provided by Marshall Suzuki Law Group, LLP
画像

 All Rights are Reserved, 2000-2019,
​Marshall Suzuki Law Group, LLP

Privacy Policy English
Privacy Policy Japanese
  • ホーム
  • MSLGについて
    • オフィス所在地
    • 受任案件について
    • 取扱業務
    • 著作物等
  • 業務依頼と費用
    • ご相談の前に
    • 解決への道のり
  • コンタクト
    • 一般的なご相談
    • 移民・入国管理のご相談
    • 契約・法律文書レビューのご相談
    • 関連サービス
  • 採用情報
    • インターン >
      • 弁護士 堂山健
      • 弁護士 井上 拓
      • 弁護士 瀧島 達哉
      • 弁護士 冨島利央
      • 2008年 工藤良平
      • 2008年 井上 拓
      • 2008年 鹿野晃司
      • 2007年 益山兼太郎
      • 2007年 工藤良平
      • 2006年 山本倫子
      • 2006年 中谷優花
      • 2006年 砂岡枝り加
      • 2002年 Lai-Lai Ho
  • 総合ブログ
  • Home
  • About
    • Practice Areas
  • Access
  • Contact
    • General Questions
    • Immigration Issues
  • Careers
    • Yuka Nakatani 2006
    • Lai-Lai Ho 2002
  • News