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弁護士 井上 拓


「MSLGで学んだこと」弁護士 井上 拓                          
                        

1 はじめに
 
鈴木さんとの出会いは10年前になります。2008年、まだ日本のロースクールの学生だった頃、MSLGで2週間のインターンをさせていただきました。短い期間でしたが、様々な場にご一緒させていただき、弁護士の仕事とは何たるかやクライアントとどのようにして信頼関係を築いていくのかなどを学ばせていただきました。当時はまだぼんやりとしていた弁護士像が、実際の業務を見せていただくことで少しずつはっきりしていったのを覚えています。
 その後、日本の弁護士となり、都内で数年勤務した後、留学の機会を得ました。そこで(米国ロースクールを卒業後)、今度は日本の弁護士としてMSLGで勤務させていただけることとなりました。MSLGで学ばせいただいたことは書ききれないほどあるのですが、何点かピックアップして、以下に整理したいと思います。

2 多様な案件に主体的に携わることができた
 この1年強で、契約書レビューなどの平時の対応から訴訟などの紛争処理まで、実に多様な案件に携わせていただきました。分野についても、会社関係(組織再編)、倒産関係、労働関係、知財・エンタメ関係、刑事、家事と、ほぼ全域にわたっていました。ディスカバリについても、Request For Admission、Request to produce、Interrogation、Dpositionなど、一般的な類型のほぼ全てを実際に行いました。ディスカバリは、獲得目標を定め、相手の回答を推測しながら戦略的に質問を組み立てていきます。さながら将棋のようでした。ディスカバリを実際に行うことで得た知見は、日本での証拠収集においても活きると思います。
 10年前のインターンのときは、案件に自らが関与する機会は(当然のことながら)あまりなく、鈴木さんが対応されるのを横から拝見させていただくことがほとんどだったのですが、今回は、(鈴木さんをはじめとする事務所の皆さまのSuperviseの下で)実際に依頼者さまや相手方とやりとりし、書面をドラフトするなど、主体的にコミットすることができました。米国の法律事務所での研修については、案件のハンドリングや方針決定には関与できず、翻訳業務が大半を占めるともの話も少なからず聞きますが、MSLGでは上述のとおり案件・事件を任せてもらえたので、いっそうのやりがいと責任感を持つことができました。この責任感とやりがいを持って業務を行うことが、成長のための最も有効なドライブだと思います。MSLGで勤務させていただいて一番ありがたいなと思った点です。

3 最先端の実務を通じてケースローが形成される過程を体感できた
 数ある事件の中でも、米国ディスカバリ制度を利用した情報開示(日本で訴訟提起を行うための情報収集として米国のディスカバリを利用するもの)については、MSLGがまさにパイオニアとして最先端のプラクティスを行っています。パイオニアゆえ先例がほとんどなく手探りですが、新たに道を切り拓いていくのはとても楽しかったです。ある裁判官が決定文に開示のための条件を記載したところ、それは良いねとなって、その後の連邦裁判所の決定には(裁判官を問わず)概ねそのような記載が加わるという具合にケースによってルールが作られていきます。最先端の実務に携われるというのはそれ自体が心躍るものですが、さらに、自分たちが扱うケースによってその後も参照されるルールが形成されていくというダイナミズムに関与できる点で、エキサイティングです。裁判所の決定で引用される先例が、以前にMSLGが扱った案件(獲得した認容決定)であることも多く、とてもやりがいがありました。

4 依頼者さまとの信頼関係を獲得・維持するために大事なことを教えていただいた
 いかにして依頼者さまにご信頼していただくか、というのは、弁護士にとって永遠の課題です。MSLGで1年強を過ごす中で、なぜMSLGが依頼者さまからこんなにも信頼していただいているのかについてのヒントを得ました。
 まず、代表である鈴木さんの表裏のないキャラクターが信頼の大きな基礎になっていると思います。依頼者さまとといるとき、所内メンバーといるとき、ご友人といるときと様々な状況の鈴木さんとご一緒させていただきましたが、常に同じ態度であり、表裏がまったくありません。エレベータなどでたまたま居合わせた人(鈴木さんは気さくに話しかけ、仲良く会話をしておられます)に対する態度も同じです。この表裏のない真っ直ぐなパーソナリティが、信頼感を生んでいると思います。
 その上で、信頼獲得のキーの一つは、メールのレスポンスがとても早いことだと思います。多くの人が、レスポンスを早めることが重要だとわかっていながら、なかなかそれを実行できません。しかし、鈴木さんはそれを完璧に実行しておられました。その恩恵は、所内のメンバーも受けています(つまり、鈴木さんは依頼者だけでなく全てのメールについてクイックレスポンスを心がけておられます)。鈴木さんにメールをすると当日か遅くとも翌日早々に返信が来るので、作業が非常にスムーズです。事件の当事者であるクライアントにとっては、レスポンスを早く受け取れることはよりいっそう重要ですので、この即レスのスタイルが、信頼の獲得に大きく貢献しているように思います。
 さらに、依頼者さまへのメールが分かりやすく温かみがあり、説得的であることも、依頼者さまからの信頼に繋がっていると思います。相手の顔をイメージしてメールを書くのがポイントだと教わりました。私はメールを書く際、丁寧かつ正確に書くという意識はありますが、「相手の顔を思い浮かべる」ということまではしていませんでした。鈴木さんからのメールを読んで、依頼者さまが感動したり、励まされたり、迷いからふっきれたりする様を何度もみましたので、この鈴木さん流をまねて、私も相手の顔をイメージしながらメールを書く癖をつけていきたいと思います。
 加えて、事案を俯瞰し、投了図(最終形)を見通す力が高いことが、依頼者さまからの信頼を盤石なものにしていると思います。早い段階で、事案の大まかな流れと最終形(最高型から最悪の事態まで)を説明すると、つまり、地図をお見せすると、依頼者さまが安心されます。もちろん、事実が明らかになるにつれ地図が微修正されるのですが、これは、新たな道が見つかったり、逆に、道が通れなくなっていることが発覚するということであって、地図があること自体の安心感はかわりません。その地図に従って事件が進むと、依頼者さまの納得感が高いです。万一、想定外の自体が起きたとしても、どういう理由でどういう状況に変化したのかを説明できるので、やはり、依頼者さまの納得感が高いです。これは経験の為せる技ですので、一朝一夕に真似できるものではありませんが、少しでもクリアに投了図をイメージできる力を高めるべく、日々精進して参ります。

5 最後に
 10年前、いつか「鈴木さんを超えるファイターになる」と息まいていましたが、まだまだ実現できていません。依然として、追いかける背中です。この度、1年という短い間でしたが、事務所のメンバーとして一緒に働かせていただき、その背中を近くで見ることにより、今後のモチベーションが高まりました。また、ちょうど、アシスタントの方も募集しておられたので、アシスタントとして妻も雇っていただきました。夫婦で同じバスに乗って同じ職場に通い、同じ案件について会話するといううことは、今後もうないと思います。その意味でも、MSLGでの1年間は、非常に貴重なものとなりました。

​MLSGで学んだことを活かして、日本で頑張って参ります。
この度は、研修を受け入れていただき、誠にありがとうございました。


井上 拓

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All Photos were taken by Takashi Sugimoto

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