砂岡枝り加「インターンを終えて」
早稲田大学大学院法務研究科2年 砂岡枝り加
世界を舞台に弁護士の仕事をする。私が早稲田大学大学院法務研究科(早稲田ロースクール)に入学したときからの目標でした。漠然と「世界を舞台に」といっても、具体的にはどのようなことなのか。私にはどんなことができるのか。実体を知るためには、インターンをして、少しでも実務を知ろう。そんな時に、マーシャル・鈴木総合法律グループにてインターンをする機会に恵まれました。
もちろん、事務所でのインターンが私にとって有意義であったことは言うまでもありません。民事事件、刑事事件、国際離婚、相続などさまざまな事件にかかわらせていただきました。様々な事件を通じて、法律知識、法律をどう使うかといったスキル、法的思考方法などさまざまなことを学ばせていただきましたが、一番得たものとして大きいのは、「弁護士として、クライアントと一対一で向き合うことの大切さ」ということです。そう感じたのは、私がかかわらせていただいた刑事事件を通じてです。その事件はある女性が万引きを犯してしまったというものでした。最初、彼女に出会ったときは、彼女の顔は不安げで落ち着きがなく、疲れきった状態でした。しかしながら、鈴木先生と、なぜ事件を引き起こしてしまったのかという原因を話していく中で、彼女の不安は解消されていくのがわかりました。私もその中で、彼女に対し、自分の経験をもとに話をさせていただく機会がありました。私の話も少しは功を奏したのか、最後、彼女と別れるときには笑顔になっていました。弁護士はよくカウンセラーになってはいけないと言いますが、依頼者にはさまざまな人がいます。弁護士にお願いするということは、民事事件、刑事事件に関わらず、何かしら問題を抱えた上で、弁護士のところにやってくるわけです。そんな中で、弁護士として、法的解決方法を与えることはもちろんですが、それと同時に、依頼者それぞれの人生を考慮した上で、信頼関係を築いていくことが重要なことだと感じました。また、信頼関係を築く上で、自分が人生で経験してきたことは役立つということを学びました。
事務所では、日々、インターンであっても責任を持って仕事をやるということがどれだけ大切なことか、難しいことか痛感させられました。自分の英語力の未熟さ、知識のなさ、社会経験の乏しさなど自分の未熟さを痛感させられる場面に遭遇することもありました。特に、初日に、裁判所に電話をかけてくださいと言われたときは、緊張のあまりスムーズにできませんでした。しかし、日を追うに連れ、事務所での業務もすこしずつではありますが、こなせるようになってきました。私が事務所での業務になれたのも、鈴木先生をはじめ、他の弁護士の方々、そして優秀なアシスタントの方々のサポートが得られたからこそだと思います。ほんとうにありがとうございました。
今、大学院に戻ってみて、マーシャル・鈴木総合法律グループで学んだことが生かされていることを感じます。特に、鈴木先生から学んだ法的思考方法は、大学院の授業で生かされています。アメリカと日本、法律の中身の違いはあるけれども、どのように事実に法律を適用していくか、そして法律を適用して問題を解決いくのか、それらの点はまったく同じだと思いました。
約2週間という短い期間でしたが、マーシャル・鈴木総合法律グループでのインターンは私の人生を大きく変えるターニングポイントになりそうです。このようなすばらしい機会をあたえていただけたことに感謝すると同時に、この経験を最大限に活用して、早く実務にでられるよう大学院で勉学に励みたいと思います。
世界を舞台に弁護士の仕事をする。私が早稲田大学大学院法務研究科(早稲田ロースクール)に入学したときからの目標でした。漠然と「世界を舞台に」といっても、具体的にはどのようなことなのか。私にはどんなことができるのか。実体を知るためには、インターンをして、少しでも実務を知ろう。そんな時に、マーシャル・鈴木総合法律グループにてインターンをする機会に恵まれました。
もちろん、事務所でのインターンが私にとって有意義であったことは言うまでもありません。民事事件、刑事事件、国際離婚、相続などさまざまな事件にかかわらせていただきました。様々な事件を通じて、法律知識、法律をどう使うかといったスキル、法的思考方法などさまざまなことを学ばせていただきましたが、一番得たものとして大きいのは、「弁護士として、クライアントと一対一で向き合うことの大切さ」ということです。そう感じたのは、私がかかわらせていただいた刑事事件を通じてです。その事件はある女性が万引きを犯してしまったというものでした。最初、彼女に出会ったときは、彼女の顔は不安げで落ち着きがなく、疲れきった状態でした。しかしながら、鈴木先生と、なぜ事件を引き起こしてしまったのかという原因を話していく中で、彼女の不安は解消されていくのがわかりました。私もその中で、彼女に対し、自分の経験をもとに話をさせていただく機会がありました。私の話も少しは功を奏したのか、最後、彼女と別れるときには笑顔になっていました。弁護士はよくカウンセラーになってはいけないと言いますが、依頼者にはさまざまな人がいます。弁護士にお願いするということは、民事事件、刑事事件に関わらず、何かしら問題を抱えた上で、弁護士のところにやってくるわけです。そんな中で、弁護士として、法的解決方法を与えることはもちろんですが、それと同時に、依頼者それぞれの人生を考慮した上で、信頼関係を築いていくことが重要なことだと感じました。また、信頼関係を築く上で、自分が人生で経験してきたことは役立つということを学びました。
事務所では、日々、インターンであっても責任を持って仕事をやるということがどれだけ大切なことか、難しいことか痛感させられました。自分の英語力の未熟さ、知識のなさ、社会経験の乏しさなど自分の未熟さを痛感させられる場面に遭遇することもありました。特に、初日に、裁判所に電話をかけてくださいと言われたときは、緊張のあまりスムーズにできませんでした。しかし、日を追うに連れ、事務所での業務もすこしずつではありますが、こなせるようになってきました。私が事務所での業務になれたのも、鈴木先生をはじめ、他の弁護士の方々、そして優秀なアシスタントの方々のサポートが得られたからこそだと思います。ほんとうにありがとうございました。
今、大学院に戻ってみて、マーシャル・鈴木総合法律グループで学んだことが生かされていることを感じます。特に、鈴木先生から学んだ法的思考方法は、大学院の授業で生かされています。アメリカと日本、法律の中身の違いはあるけれども、どのように事実に法律を適用していくか、そして法律を適用して問題を解決いくのか、それらの点はまったく同じだと思いました。
約2週間という短い期間でしたが、マーシャル・鈴木総合法律グループでのインターンは私の人生を大きく変えるターニングポイントになりそうです。このようなすばらしい機会をあたえていただけたことに感謝すると同時に、この経験を最大限に活用して、早く実務にでられるよう大学院で勉学に励みたいと思います。