スーパーボウルの週末です。興味のない人にはどうでも良い、という感じでしょうが、アメリカのスポーツ界では一番盛り上がる日でしょうか。ただ、興味のない人も、ハーフタイムのショーはよくニュースになりますからご存知ではないでしょうか。今回のスーパーボウルは西海岸があまり関係のない試合になってしまいましたが、やはり観てしまいます。試合が盛り上がってくる前にこの法律ノートも書き終わらなければと一生懸命やっています。
さて、今回から皆さんからいただいている新しい質問を考えていきたいと思います。いただいている質問をまとめると「日本在住の者です。20年ほどまえにカリフォルニアに移住した兄(未婚・子どもがいない)がいるのですが最近亡くなりました。カリフォルニアの弁護士から連絡があり、私(質問者)が、相続財産に関してなにかしなければならないとメールに書いてありました。日本の弁護士にも相談をしたのですが、私自身も持病があり、アメリカを往来するのは難しいです。兄のことはできることがあれば、なにか助けたいのですが、どのように関わればよいのかアドバイスをいただけないでしょうか。」というものです。 日本を出て海外で生活する人は130万人近いそうです。アメリカで生活する方も多くいらっしゃいますので、このような日本からの相談は跡を絶ちません。今回の質問にお兄様がどうしてカリフォルニア州に移住されたのか詳細は書かれていませんでしたが、とにかく、いろいろな理由で日本を離れる方はいるのです。今回の質問にあるようにお兄様にはアメリカに家族がいらっしゃらなかったようですので、カリフォルニア州において死亡された場合、誰がその財産を管理するのか、そして誰が相続人になるのかが、カリフォルニア州法によって決められることになります。もちろん、お兄様にトラストや遺言がある場合には、そのトラストや遺言によって、コントロールされます。しかし、今回の質問にはトラストや遺言があったことについては、書かれていませんでした。 (これより先は、メールマガジンに登録された方のみお読みいただけます。)
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January 2025
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