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インターン体験記
私は、2025年5月にUniversity of Southern CaliforniaのLL.M.を修了し、New York Bar Examの受験を終えた2025年8月から2026年7月まで、MSLGにてインターンとして勤務する機会をいただきました。
1.幅広い案件に主体的に関与できる貴重な経験
MSLGでは、日本人・日系人、日本企業等カリフォルニア州と日本がクロスボーダーで関わる案件を幅広く、分野を限定することなく扱っております。日本企業の現地法人の設立、契約書レビューや日常の法律相談、訴訟対応、アメリカ司法省とのPPTローンに関する交渉から、個人のクライアントの離婚事件、刑事事件、交通事故、プロベート、エステートプランニング及びビザ関係まで幅広く扱っているため、さまざまな経験を積むことができます。
また、鈴木さんの監督を受けながらですが、法的リサーチ、証拠の収集、書類の作成及びクライアントとの面談の同席等、戦力として主体的に案件に関与することができ、また、それが求められているため、自分から意欲的に学びたい・吸収したい、今後、カリフォルニア州法やアメリカの案件を取り扱っていきたいという人にとってはありがたい環境だと思います。
私も実際、交通事故事件の交渉及びMediationに関して、損害額の算定、交渉の際にどれくらいの金額が妥当か落ち着くかを検討するためのJury Verdictのリサーチをしました。エステートプランニングにおいては、どの財産をTrustの財産として、どの財産を依頼者個人名義のままにするかといったことを依頼者から事情をヒアリングして、資料を頂戴して、まさにプランニングを検討するということをしました。
お酒を飲んで運転して逮捕されてしまったDUIの刑事事件では、被告人である依頼者の刑を減刑するために血液の再検査や周辺事情を依頼者から聴取し、DUI事件で法的に有効な反論としてまとめるといったこともしました。どういった場合にお酒を飲んで運転している者を警察が停車を求めるかどうかできるといったことも具体的に検討することができました。
2.鈴木さんの弁護士としての姿勢
私が、鈴木さんの弁護士として見習うべき姿勢、仕事のやり方として特に感じたのは、交渉における鈴木さんの対応の速さとやりとりです。
交渉の依頼が入ると、鈴木さんは、まず相手方の交渉の窓口に連絡をとり、自分が窓口になったことを伝え、相手方も連絡しやすい雰囲気を作ります。
カリフォルニアでは、Emailが主な連絡手段ですので、鈴木さんは、カリフォルニアの証拠法などには気を使いながら、さっとEmailをしてしまいます。
これにより、依頼者にも安心を与えられ、相手方をあまり身構えさせることなく、依頼者側ができる限り、真摯に交渉をしていく姿勢を示していくことができると思いました。
刑事事件においては、早期に警察や検察官側と連絡を取ってあげ、その時点での適切なアドバイスを早期にしてあげることが依頼者や依頼者の家族の安心につながっていく様子が見て取れました。
事案、事件の種類にもよりますが、可能な限り、鈴木さんはそういった姿勢を大事にしているように感じました。
なるべく検討してからといったことを考えて、相手方にも連絡することが遅くなってしまったりもしますが、可能な限り早く連絡することは、依頼者より信頼してもらい事件をなるべくうまく着地させるには大事なことだと改めて気づかされ、これらの姿勢は今後の私の弁護士人生でも大事にしていこうと思いました。
3.美味しいランチ
私が大学院に通っていたロサンゼルスもそうですが、サンフランシスコも、外食はとても高く、かつ、味も日本の食べ物よりおいしいものは多くない印象です。
鈴木さんは料理が好きかつ上手な方です。
ランチは、鈴木さんが週末にランチのために調理されたものを大量に持ってきてくれて食べることができます。そのバリエーションは、ホイコーロー、麻婆豆腐、鶏肉とカシューナッツの炒め物、牛丼、刺身の漬け丼、カレー(日本のカレー、グリーンカレー、レッドカレー等)、チンジャオロース、漬物等多岐にわたります。
どれもおいしくいただきました。
なかなか自分でそれらの料理をカリフォルニアで材料、調味料を揃えて作ることは簡単ではないので、そういった料理を食べることができてとてもよかったです。
4.司法試験の勉強が実務につながることが実感できる
前述したように、MSLGでは、様々な案件を取り扱うので、訴訟事件では、Civil Procedure、Family Law、 Community Property、 Remedy、 Contracts及びTortsの司法試験の勉強の一部が関係してくるときがあります。
エステートプランニングでは、Will,、Trust及びReal Propertyの司法試験の勉強が役に立つときがありました。
実際に司法試験に絡む実際の問題を取り扱うので、ニューヨーク州司法試験だけではなく、かつ、歴代のインターンの方々の中にもインターン中にカリフォルニア州司法試験を受験されているという話を聞いて、私もインターン中の2月にカリフォルニア州司法試験を受験し、無事合格することができました。
実際業務をしていることが、試験内容で出たりして、実務と勉強がつながるので、働きながらの勉強ですが、モチベーションを高く保つことができました。
10ヶ月余りではありましたが、今後の私の弁護士人生に大きく影響を及ぼす、良い時間を過ごすことができました。
日本に帰国しましたが、インターン中に学んだことを日々の業務で活かせればと思っています。
また、今後も業務を通じて、MSLGの方々と案件を協働できれば幸いです。
大変お世話になりました。ありがとうございました。
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